論文
膵癌の上皮・間葉系形質に関する論文のアクセス数が1万9千回を超えました。
2021年にScientific Reports誌に掲載され、「Top 100 downloaded articles in cancer」に選出された南風花研究生(当時、日本獣医生命科学大学)の論文について、アクセス数が1万9千回を超え、引用回数も50回に達しました。
本研究は、膵癌細胞の上皮型および間葉型の性質の違いと、その多様性を明らかにしたものであり、特に3次元培養を用いることで、細胞の形態や機能、抗がん剤感受性の違いがより顕著に現れることを示しました。
これらの成果は、膵癌の病態理解を深めるとともに、将来的な個別化医療の開発に寄与するものと期待されます。
- 膵癌細胞は、上皮型と間葉型という異なる性質(多様性)を持つことを明らかにした
- 3次元培養(3D)では、これらの性質の違いがより顕著に現れることを確認
- 上皮型細胞は球状構造を形成し、間葉型細胞は不規則で増殖・浸潤能が高い特徴を示した
- 抗がん剤の効果は細胞の性質によって異なり、治療反応の違いに関与する可能性が示唆された
- 本研究は、膵癌の多様性理解と個別化医療の開発に貢献する成果である