学会・研究会
小川祐太郎先生が第125回日本外科学会で研究成果を発表します。
本グループの協力研究員である小川祐太郎先生(日本医科大学 消化器外科)が、第125回日本外科学会定期学術集会(会頭:海野倫明先生[東北大学]、会期:4月10日~12日)にて、研究成果をポスター発表いたします。
発表概要
- セッション名:PS-156「大腸−基礎−1」
- 日時:4月12日(土)
- 演題番号・演題名:PS-156-7「3次元培養した大腸癌細胞株のスフェアに抗癌剤が与える影響について」
発表のハイライト
- 大腸癌細胞株における上皮系および間葉系の形質に関する解析
- 細胞播種と同時に抗癌剤を投与した際のスフェア形成能への影響
- すでに3次元培養で形成されたスフェアに対する抗癌剤の効果検討
用語解説:スフェア
スフェアとは、低接着性プレートを用いた3次元培養で、培地中に形成される癌細胞の球状塊です。足場依存的に増殖する癌細胞の性質を反映しており、スフェア内部には癌幹細胞が多く含まれていると考えられています。