業績一覧

サザンブロット法による研究

脳のテロメア長は死因と関連している

Ken-Ichi Nakamura, Kaiyo Takubo, Naotaka Izumiyama-Shimomura, Motoji Sawabe, Tomio Arai, Hiroshi Kishimoto, Mutsunori Fujiwara, Motonobu Kato, Mitsuo Oshimura, Akio Ishii and Naoshi Ishikawa. Telomeric DNA length in cerebral gray and white matter is associated with longevity in individuals aged 70 years or older. Exp Gerontol, 2007; 42: 944-950

大脳は神経細胞を含む灰白質と神経細胞を含まない白質とからなっています。生後神経細胞はほとんど分裂しないことから、灰白質のテロメアは誕生時の長さを白質よりも維持していると考えられています。両者のテロメア長を測定し、死因との関係を解析すると、がん死はテロメアの短い群に多いことがわかりました。ヒトの組織を用いて死因との関係を検討した論文として老化に関する英文総説の中で半ページも引用されるなど、高い評価を受けました。